おつかれさまです。
今回の主役は、ニューヨークにあるハイライン。
こーんなに美しい公園なのよー

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素敵っ!







 
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これが、元鉄道だったなんて信じられる?
ハイラインは、ニューヨークにある美しい公園。
でも、元は高架鉄道だったの。
その頃の画像が・・・




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こちら!
ビルとビルの間を走る鉄道だったんですって。
この鉄道は、
1934年に開業。
道路の上ではなく、市街地の上を走る鉄道ってことで、
ビルに直接荷物を届けることができる、とっても便利な鉄道だったらしいの。
でも、流通の主役がトラックになってしまって、
貨物輸送は衰退・・・
最後の列車がハイラインを走ったのは、1980年。
80年代中ごろには、この高架の撤去を求める運動も始まって、
すっかりお荷物状態だったんですって。



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1990年代には、
こーんな感じで、
線路に草花が根付き始めたの。



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乾燥に耐えて、花を咲かせる植物。
「ハイラインが、緑に覆われてる」
地域の住民や都市探検家とかがそれを知り始めて、
だんだんと、緑のハイラインを知る人が増えていったんですって。



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1999年
非営利団体のフレンズ・オブ・ハイライン設立
この団体は、
2人の沿線の住民が設立して、
「ハイラインの保存&パブリックスペースとして再利用」
を主張!
この主張は、色々な人の助けで、実現へと向かっていくの。


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「ハイラインを、歩行者向の向けの公園として再開発しよう!」
この主張は、
さまざまなコミュニティーの支持を得て、
2004年には、ニューヨーク市が再開発のための予算を計上!
沿線の住民2人から始まった運動が実を結んだのよー!




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そして、開発されたのがこちら!
美しいわよねぇ・・・
2009年に南側の区画が公開。
今のところ1マイル(1.6km)が公開中で、
公開予定なのが1.45マイル(2.33km)
全部公開されたら、相当大きな公園になりそうw




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公園にしては、植栽は地味目。
公園の植栽って、明るい色の花がメインになるけれど、
ハイラインは、公園になる前に自生していた植物に敬意を表して選ばれたんですって。
乾燥に耐えながら根付いてくれた草花が無かったら、
この公園としてのハイラインは無かったかもしれないですもんねぇ・・・




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あと、ちょっといやらしいことを言っちゃうと、
自生できるほど環境と相性のいい植物を選ぶと、
手入れがラクよねぇ。
美しくて、維持費も抑えれて、手入れがラクなんて・・・
夢のようだわ




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ハイラインを上から見たところ。
ハイラインって、犯罪率がとっても低いんですって。
色々な理由があるんだろうけれど、
まずは人が多いこと、
そして高いところにあるから、
周りのビルからよく見えること、
が挙げられるらしいの。
きれいで安全なら、ついついここに来ちゃうわよねぇ。



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この断面、かっちょいいわぁー




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気持ちよさそうー!
この周りは、ニューヨークなのよね?
大都会なのよね?


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あー、普通にビルの間が公園になってるーw
ハイラインが公園になって、嬉しい変化が起きたらしいの。
それは、ハイラインのまわりの不動産の開発が活発になったんですって。
街はにぎやかなほうがいいわよね。
人がいない街って、なんだか怖いもの。




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きれいねぇー
この周りに住んでる人も、
窓からの眺めが変わって、嬉しかったろうなー。
あと、信号を気にしないで毎朝走れそうよねw




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荷物を運ぶ動脈として生まれたハイラインが、
人を癒す緑の動脈として生まれ変わったのねぇ。
この緑は人だけじゃなく、虫や鳥にとっても嬉しい変化だと思うわ。
ただ壊すのではなく、
みんながハッピーになれるように生まれ変わったハイライン。
こういうのがどんどん増えればいいのにね。

あー、行ってみたいわぁ・・・
(旅に出たい病発症)

ってことで、
いつも遊びに来てくれてあんがとね!
またねーん!








via
参考資料 ハイライン(ウィキペディア).
Big Picture