ごきげんいかが?
マヌルネコさんといえば、レッドリストでNT(準絶滅危惧)指定されているネコ科動物。ズングリムックリのフォルムと、威嚇する時にする表情が素敵すぎて大人気の彼等なのよ。

けどけどなにせ野生生物だから目にすることも、触れ合うことも少ないはず……なのだけど。ある日死にかけの子猫を保護して育てたら。マヌルネコさんだったら、どうする? 

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大きくなってきた子猫さん。
この時点で「なんか違う」と気づく。

 



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 ロシアのサイトで見つけたこの記事。内容をかなり端折って要約しちゃうと……

トランスバイカル地方の農家さんが、使ってない農地で4匹の小さな子猫を発見。子猫はあまりに弱々しくて「そのままにできない!」と、保護しました。その際の子猫が上の画像。普通にねこさんです。ものすごいかわいいこねこさんです! 


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 おうちにいたにゃんこ先輩に面倒みてもらっております。先輩たちやさしいわねぇ。ちびねこはモゴモゴしながらおっぱいもらって大きく育ってきましたよーん♥
 


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 ここで保護主さんが、ふと思う「なーんか、家猫っていうより、野生の猫?」ってことで、どう見てもワイルドなこの子たちの種を確認するのに、専門家に問い合わせたらしいの。
 

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 めでたく種が判明。あの「マヌルネコ」だったのよ! 保護主さんびっくり。でもそれは、こんなに甘えてくれる子を野生に返さなくてはならいってこと。

マヌルネコは、中央アジアに分布するネコ科動物で、大きさは体長が50-65cm、尾長が21-31cm、体重が2.5-5kg。イエネコと同じとかそんな感じのサイズ感。可愛らしくてネットで大人気だけれど、その繁殖行動もはっきりと解明されていないし、このままだと絶滅するかもしれないって言われているの。世界中の動物園が連携して、マヌルネコの繁殖プログラムに取り組んでるわ。

その彼等をおうちで育てるわけにはいかないのよね。かわいいし、こんなに甘えてくれるけど、いつかは離れなければね……
 


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保護主さんの愛で、スクスクと育つマヌルネコさん。ここまでくると、普通のイエネコとは違うってわかるわよね。りりしい+かわいい。一回でいいから思う存分抱っこして嫌がられたいわぁ。
 


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 参照したサイトでは、現在の彼等がどうなっているかは語られていなかったけれど、画像を見る限り、首に発信機的なものをつけているわよね。マヌルネコの生態を解明するのに、人の手で育てられた彼等が大活躍する日が来るかもしれないわね。

保護主さんは、彼等を自由にさせてるんですって。だから、いつの日か遊びに行ったっきり帰ってこなくなるかもしれない。そう思うとさみしいだろうなー。

ではでは、ここからはマヌルネコさんギャラリー。かわいいお顔を楽しんでね。 


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このまん丸お目々がチャームポイント



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威嚇した時にするこの表情が特徴的なの。



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via. bigpicture.ru


 とっても魅了的なマヌルネコさんでした。
 「もっと彼等の画像をくれい!」
という方は、リトトリの以前の記事

(リトトリ内リンク)マヌルネコさん

 を、見てみてね。
マヌルネコさん祭りなのよ!

ってことで、
いつも応援ありがとう。
またねー!