お疲れ様です。
「スペインの北端から南端まで自分の土地を外れずに行ける」と、言われたスペインの貴族で資産家のマリア・デル・ロサリオ・カイエターナ・フィッツハメス・シュトゥアルトさんが、現地時間の2014年11月20日セルビアの自宅で亡くなられたそうです。88歳で、家族に見守られての最後となったようです。
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このお顔、見覚えあるでしょ?
美容整形の最終形態特集で登場する彼女。ギネスブックに乗るほどの称号を持ち、とても裕福だったんですって。
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身分の違い、歳の差、そして非嫡出子。格式を重んじる社交界の貴族のみなさんは、許せなかったのかもしれないわね。
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この画像はジャッキーさんと一緒に。
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フラメンコを心から愛していたんですって。
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そして2011年、3度めの結婚。
この結婚がまた大騒ぎだったらしいわ。
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でも、彼女の気持ちは変わらなかった。
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お顔はかなり変化しているけれど、結婚への気持ちは変わらなかったの。
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彼女の6人の子ども、そしてスペイン国王までが結婚に反対。
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もちろん社交界のみなさんも、よくは思わないわよね。
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それぞれの子どもに遺産を生前分与。そして、ディエスさんは彼女の財産に対して、いかなる要求もしないことを宣言したんですって。地位も名誉もお金もあると、色々大変なのねぇ。(画像は、彼女と彼女の息子さんたち)
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via. Big Picture
実際にそう書かれた墓碑がつくられそうよね。アタシ個人の意見としては、ほんとうに短い期間だたけれど、周囲の反対も、好奇の目もはねのけて共に暮らした、ディエスさんの今後も気になるわ。
彼女の財産を放棄しているけれど、彼女はとても聡明な女性だったらしいから、すでに財産を移し替えているのかもしれないわね。あー気になる…
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世が世なら、本当の意味での女王様だったかもしれないアルバ公爵夫人。
どのくらい偉い貴族だったかというと、一説では、エリザベス女王がみえた時に、立ち上がらなくてもいい数少ない人物だったとか・・・
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1926年3月28日
スペイン、マドリッドのリリア宮殿で生まれる。
お父様もお母様もなんだかものすっごい公爵&女侯爵、洗礼式の代理母はスペイン女王が努め、曾祖母はあのフランス皇帝ナポレオン3世の皇妃ウジェニーのお姉さん。庶民のアタシにはよくわからないけれど、なんだかすごい人ってことはわかるわよね。
カイエターナと呼ばれ、人々に愛された女性だったんですって。
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1947年10月に最初の結婚。
お相手は、第9代ソトマヨール公爵の息子さん。とても盛大な結婚式で、1000人が出席し、地元の貧しい住民1000人にもごちそうが振る舞われたらしいわ。5男1女の子宝にも恵まれた幸せな結婚生活は、1972年に死別・・・辛かったでしょうね。
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その6年後、
11歳年下の元司祭さんと再婚。
この再婚は、社交界を激怒させたんですって。元司祭さんは非嫡出子。つまり婚姻関係のないパパやママから生まれてきているということ。
身分の違い、歳の差、そして非嫡出子。格式を重んじる社交界の貴族のみなさんは、許せなかったのかもしれないわね。
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それでも愛を貫き通した彼女。
元司祭さんは、6人の子ども達との関係も良好だったんだけれど…2001年に死去…
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この画像はジャッキーさんと一緒に。
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フラメンコを心から愛していたんですって。
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そして2011年、3度めの結婚。
この結婚がまた大騒ぎだったらしいわ。
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左の方が新郎のアルフォンソ・ディエスさん。アルバ公爵夫人よりも24歳年下で、公務員だった方。
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なにせ歳の差がすごいじゃない?この時彼女は85歳。彼女の財産を狙っての結婚だ! って大騒ぎになったの。
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でも、彼女の気持ちは変わらなかった。
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お顔はかなり変化しているけれど、結婚への気持ちは変わらなかったの。
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彼女の6人の子ども、そしてスペイン国王までが結婚に反対。
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もちろん社交界のみなさんも、よくは思わないわよね。
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カミラさん(チャールズ王太子の奥様)なら、反対されても結婚したい気持ちを理解できるかもしれないわよね。カミラさんも色々合ったものねー(うふふ
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色々悩んだけれど、結婚したい! ってことで、アルバ公爵夫人は思い切った行動に出るわ。
それぞれの子どもに遺産を生前分与。そして、ディエスさんは彼女の財産に対して、いかなる要求もしないことを宣言したんですって。地位も名誉もお金もあると、色々大変なのねぇ。(画像は、彼女と彼女の息子さんたち)
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財産を生前分与したと言っても、ものすっごい資産家であることに変わりはないわけで。普通にこーんな家に住んでらしたんですって。
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力技で周囲を黙らせ、愛する人と一緒になれた彼女。幸せだったでしょうねぇ。
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物心ついた頃から、貴族として生きることを強いられ、権威と名前を守りながら生き抜いて来たアルバ公爵夫人。
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85歳になって、大好きな人といられるっていうのは、穏やかでしあわせな時間だったんだろうなぁって思うわ。
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チャールズ王太子と握手をする時も、会釈しないアルバ公爵夫人。ほんとに偉い人だったのねぇ。
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貴族っていうのは知っていたけれど、たまにこの画像のようにレッドカーペットに登場する美容整形のおばあさまって思ってたから、この記事を書くために彼女の人生のさわりを調べて、ほんとにすっごい人だったのねぇ…ってびっくりしたの。
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なんだかんだで、純資産が最高で約5000億円あると言われる彼女。
ベラスケスやゴヤなどの絵画、ドンキホーテの初版本、コロンブスの直筆の手紙、広大な領地に何個もある邸宅…
この後、この財産がどうなちゃうのか気になっちゃうわね…
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via. Big Picture
2011年に発売されてベストセラーとなった回顧録で、自分の墓碑に「感ずるがままに生きたカイエターナ、ここに眠る」と、書いてほしいと記していた彼女。
実際にそう書かれた墓碑がつくられそうよね。アタシ個人の意見としては、ほんとうに短い期間だたけれど、周囲の反対も、好奇の目もはねのけて共に暮らした、ディエスさんの今後も気になるわ。
彼女の財産を放棄しているけれど、彼女はとても聡明な女性だったらしいから、すでに財産を移し替えているのかもしれないわね。あー気になる…
ってことで、今回は美容整形記事の常連であり、稀代の貴族、アルバ公爵夫人の人生を振り返りました。アルバ公爵夫人のご冥福をお祈りいたします。今頃、最初や2人目の旦那様と再会しているのかもしれないわね。
いつも応援ありがとう。またねー!
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