皆様お疲れ様です
今回はバッタの話なので、虫や足がいっぱいあるのが苦手な人は要注意ですよ


主人公は

ヒナバッタ

普通にその辺にいるようなバッタらしいのですが、彼らの秘密が解き明かされたようです。
ドイツ、ビーレフェルト大学の生態学者ウルリケ・ランペさんがやってみた実験とは・・・
まず

道路脇のうるさい所のヒナバッタのオス 94匹
静かなところのヒナバッタのオス 94匹

を捕獲
研究所でメスに近づけてみました
ヒナバッタのオスはメスが近くにいると求愛音を出します。
後脚を前翅にこすり合わせて約2秒間、ラブソングを奏でるわけですね。
同じ種のバッタなので、求愛音も同じはずなのですが・・・違ったらしい。

静かなところのヒナバッタ  いつもどおりのラブソング
うるさいところのヒナバッタ  低周派帯のボリュームアップバージョンのラブソング

ランペさん曰く・・・
低周派帯の音量が大きいと、音で呼応しあう求愛の儀式が妨害されにくい。
静かな研究室内でも違いが出たのだから、騒音に対する適応行動ではなく長期的影響だろう。つまり、うるさい場所が当たり前になってしまったのだ


こちら、色々工夫してがんばってるヒナバッタの男子
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同様の進化が他の種で起きているかは不明だそうです
人間の出す音って大きいもんね、動物たちは

「うるっせーなー!いいかげんにしろやー!」

って思ってるかもね

ヒナバッタについて詳しく知りたい方は、
Wikiへのリンクを貼っておくので、飛んでみてね ヒナバッタ (ウィキペディア


今回は雑学系の記事にしてみたよ
こういうのもいいよねー
EYE CANDY も、もちろんいいけどねw



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